子育てをしていると、ふと「うちの子、あまり”ありがとう”って言わないな」と感じること、ありませんか? 特に、働きながら家事や育児をこなしているママにとっては、日々の忙しさの中で、子供に感謝の大切さを教える時間や方法に悩むことも多いかもしれません。
この記事では、子供に感謝の気持ちを自然と身につけてもらうためのアイデアを提案します。
ポイントは、「ありがとう」と言わせることを目的にせず、子供自身が感謝を感じ取れるような体験を通じて教えること。
そして、それが大人になってからも大切な財産となる感情であることをお伝えしたいと思います。

でも、気持ちだけじゃなく、しっかりお礼を伝えられるような人になってほしいな〜



大丈夫!大人と同じで、本当に思ったら自然に出る言葉ですよ。
感謝の気持ちは人生の土台になる


感謝の気持ちは、人間関係を築くうえでとても重要な要素です。そして、これは成長するにつれ、人生を豊かにしてくれる土台にもなります。大人になってからでも、「ありがとう」が素直に言える人は信頼されやすく、周りから愛されることが多いです。
そもそも、素直にお礼を言ってくれたり、感謝を伝えてくれたりして、嫌な気持ちになる人っていないですよね。
しかし、言葉は強要されて言うものではありません。親だからといって、人への感謝を強制するものでもありません。また、感謝の気持ちは一朝一夕で身につくものでもなく、幼少期の体験や周囲の影響を通じて、少しずつ育まれていくものです。
そのため、小さい頃から無理やり言葉として「ありがとう」と言わせるよりも、感謝の気持ちそのものを感じ取れる経験を積ませることが大切です。親として、そのための環境や機会を作ることが、子供にとっての財産となるでしょう。
言葉よりも体験を通じて学ぶ
「ありがとう」という言葉は感謝を表現する手段の一つにすぎません。大切なのは、その言葉の裏にある気持ちを理解し、自分自身で感じることです。
例えば、子供が自分のお菓子を家族や友達と分けるとき。その行動の先に、「相手が喜んでくれた」というポジティブな体験があります。その体験が、感謝の気持ちを育む第一歩になります。
一方で、言葉を強要するだけでは、子供はそれをただの“ルール”としか捉えられないことがあります。言葉に意味を持たせるためには、その背景にある経験が必要なのです。
GIVEの経験を増やしてみよう


感謝の気持ちを育むための効果的な方法として、「GIVE」を体験させることが挙げられます。これは、何かを与えることで相手の喜びを感じ、自分も満たされるというプロセスを経験することです。
以下に、具体的な例をいくつか挙げてみますね。
簡単にできるGIVE体験の例
- お菓子を分ける
家でのおやつタイムや遠足の時に、「このお菓子を一緒に食べよう」と家族や友達に分けてあげることは、小さなGIVEの体験です。分けてもらった相手が笑顔になることで、子供は「自分の行動で誰かを喜ばせられる」という喜びを感じます。 - 手作りのプレゼントを贈る
子供が、アクアビーズや折り紙などで作った作品を、お友達や祖父母にプレゼントするのも素敵な方法です。
渡したときの「ありがとう」の言葉や笑顔を見て、感謝の循環を体感できます。 - 一緒に料理をして分ける
子供と一緒に簡単なお菓子や料理を作り、それを家族や友人に振る舞うのもおすすめです。自分が関わったものを人に提供することで、達成感と感謝のつながりを感じやすくなります。 - 植物や動物を世話する
ペットや植物のお世話を通じて「世話をすることの大切さ」を学ぶのも、感謝を育むきっかけになります。生き物が元気でいることに責任感や満足感を抱けるでしょう。
子供がくれたものは喜んでもらおう
乳幼児期に「どうぞ」が流行る時、ありますよね。子供がどうぞしてくれたら、ぜひ「ありがとう」と受け取ってあげてください。ママの余裕があれば、できるだけ全て受け取ってあげてほしいです。
子供が自分のお菓子を分けてくれた時なども、つい「ママはいーよ。〇〇ちゃんが食べて良いよ。」と言いがちですが、子供がくれている時は「ありがとう!とっても嬉しい!」と言って、食べましょう。
自分がお菓子をあげ、ママが喜んでくれたことが、その子にとって、とても良い経験となります。
感謝を共有する家庭環境を作ろう


子供に感謝を教えるためには、家庭環境も重要です。まずは親自身が「ありがとう」をよく使うように心がけましょう。
例えば、子供がテーブルの上のコップを片付けてくれたら、「助かったよ、ありがとう!」と笑顔で伝えるだけで、子供は嬉しくなります。親の姿を見て育つことで、自然と日常的に、感謝の心を伝えられるようになるのです。
また、家族で感謝の気持ちを共有する習慣を取り入れるのも効果的です。例えば、夕飯のときに「今日一日で感謝したこと」をみんなで話し合う時間を設けると、子供も感謝の気持ちを意識しやすくなります。
ママの思いは、子供に伝わる
良くも悪くも、ママの感情や思いは、知らず知らずのうちに子供に伝わるものです。
子供に感謝の気持ちを学ばせたいときは、ママが感謝の気持ちを伝えるのが一番だと私は思います。
子供の成長を見守る余裕を持とう
最後に、感謝の気持ちは一歩一歩育つものだということを忘れないでください。焦らず、強要せず、子供のペースに合わせて見守ることが大切です。
ここまで書いておいて、私もつい、ママ友にお菓子をもらった時などに「ほら、ありがとうは?」と言ってしまいます。笑。それはそれで、ママは自分を責めたりせずに、それも子育ての一部だと思いながら、ママ自身もゆっくり成長していきましょう。
余談ですが、私の5歳の長男がこの前急に「ママ、いつも美味しいご飯作ってくれて、ありがとう!」と言ってくれて、涙が出そうでした。ママの思いは、言葉にしなくても、強要しなくても、意外と子供に伝わっているものです。
子供が自分から「ありがとう」と言えた日、その言葉にはたくさんの経験と気持ちが詰まっているはずです。その瞬間を、親子で一緒に喜べる日がきっと来るはずです。
ぜひ、今回ご紹介した方法を取り入れてみてください。子供が感謝の気持ちを学ぶ姿を、楽しみながら見守りましょう。